年末ジャンボの確率は1/2,000万。ロト6と並べたら3.3倍の差がありました

年末ジャンボの当せん確率を調べている方が読んでいると思います。
1等は1/2,000万でした。1ユニット2,000万枚に1本と決まっているためです。同じ数字選択式のロト6は1/6,096,454なので、ロト6のほうが3.3倍当たりやすいことになります。ただ、当せん金の決まり方が正反対でした。
年末ジャンボの1等が当たる確率
年末ジャンボはユニットという単位で発売されます。
宝くじ公式のニュースリリースによると、01組から200組までの200組・2,000万枚を1ユニットとしています。この1ユニットにつき、1等が1本です。
年末ジャンボ 1等の確率
1ユニット … 2,000万枚
1等 … 1本
確率 … 1/2,000万
1枚 … 300円
ここで引っかかる人が多いところを先に書いておきます。1等が23本と発表されていても、確率は1/2,000万のままです。
23本というのは23ユニット発売するという意味で、同じ当せん番号がユニットの数だけ存在します。番号そのものは1つしか発表されません。だから発売規模が大きくなっても、1枚あたりの当たりやすさは変わらない仕組みです。
もう一つ、確率を下げている要素があります。売れ残りです。
ユニットは完売するとは限りません。売れ残った中に当せん番号が含まれていれば、その1等は誰の手にも渡らないまま終わります。実際の当たりやすさは、計算上の1/2,000万よりわずかに下がることになります。
ロト6と並べると3.3倍の差があります
ロト6のほうは自分で計算できます。43個から6個を選ぶ組み合わせが609万6,454通りなので、1等は1/6,096,454です。
並べて比べる
年末ジャンボ … 1/20,000,000 1枚300円
ロト6 … 1/6,096,454 1口200円
差 … ロト6が3.28倍当たりやすい
同じ3,000円で買うなら、ジャンボは10枚、ロト6は15口です。口数の差も乗るので、1等に手が届く見込みはロト6が4.9倍になります。
この差は、けっこう大きいと思います。
ただ、ここまでで話を終えると片手落ちになります。当たったあとの扱いが、2つでまったく違うからです。
ついでに書いておくと、ロト7は1/10,295,472で、ロト6より当たりにくくなっています。選ぶ数字が7個に増えるぶん、組み合わせが1,029万通りまで膨らむためです。同じ数字選択式でも、ここは商品ごとにはっきり差がありました。
当せん金の決まり方が、正反対でした
ジャンボの1等は7億円です。前後賞と合わせて10億円。この金額は抽せんの前から決まっています。
当せん本数も先に決まっています。何ユニット売るかで本数が決まり、1本あたりの金額は固定です。だから同じ番号を持っている人が何人いようと、7億円は7億円のまま届きます。
ロト6は違います。
当せん金の総額は先に決まっていますが、それを当てた人数で頭割りする仕組みです。何人が同じ6個を書いたかは、抽せんが終わるまで誰にも分かりません。
ロト6の1等・実際に払われた額
中央値 … 1億5,557万円
最高 … 6億円
最低 … 181万円
同じ1等で181万円という回が実在します。第230回で、167人が分けた結果でした。
この差は、買う側から見ると意外と大きい話だと思います。
ジャンボは当せん者が何人いても自分の取り分が減りません。同じ番号を持つ人が全国に何人いようと、7億円は7億円です。ロト6にはその保証がありません。
ジャンボは金額が動かない。ロト6は325倍動く
この違いを一言でいうと、こうなります。
ジャンボは値札がついている。ロト6はついていない。
ジャンボの1等は7億円という値札が最初から貼ってあります。買う前に見えているし、当たったあとも変わりません。
ロト6の1等には値札がありません。当せん金の総額という原資はありますが、そこへ何本の手が伸びるかで1人分が決まる。第1181回は2人で5億8,918万円、第230回は167人で181万円。差は325倍でした。
3.3倍当たりやすい代わりに、当たったあとに325倍の振れ幅を引き受ける。そういう商品だと思います。
もっとも、この振れ幅は運任せではありませんでした。167人が分けた回の数字は誕生日の範囲に収まり、間隔もきれいに散っていた。多くの人が良いと思う形をしていたから、167人も同じことを書いただけです。別の記事で癖ごとに点数をつけています。
どちらを買うべきかは、何を怖がるかで変わります
私はロト6しか買っていないので、ジャンボを勧める立場にはありません。ただ数字を並べたうえで言えることはあります。
金額が動くのが嫌ならジャンボです。当たれば7億円と決まっている。何人が同じ番号を持っていようと減りません。当たりにくさは3.3倍ですが、その代わり結果は単純です。
当たりやすさを取るならロト6です。ただし当たったあとに、もう一段の分かれ道があります。そこは自分で手を打てる場所でもあります。
年末ジャンボには手の打ちようがありません。番号は売り場が渡してくるものなので、選べない。バラか連番かを決められる程度です。
ロト6は6個を自分で書きます。選べるということは、間違えられるということでもあると、数えてみて思いました。
もっとも、両方買っている人のほうが多いと思います。年末は季節の行事としてジャンボを買い、平日はロト6を続ける。私の周りもだいたいそうです。
ただ、同じ「宝くじ」という言葉でひとくくりにすると、この2つは中身がかなり違います。当たりやすさの数字だけ並べて比べても、片方の話しかしていないことになります。
まとめ|年末ジャンボの確率とロト6の確率
調べて分かったことをまとめます。
年末ジャンボの1等は1/2,000万。1ユニット2,000万枚に1本と決まっているためです。当せん本数が23本と発表されても、確率は変わりません。
ロト6は1/6,096,454。ジャンボの3.28倍当たりやすく、同じ金額で買える口数も多いので、1等に届く見込みは4.9倍になります。
ただし当せん金の決まり方が正反対でした。ジャンボは7億円で固定、ロト6は当てた人数で頭割りです。同じ1等で181万円から6億円まで振れます。
当たりやすさを取ると、金額の不確かさがついてきます。ジャンボにはない代わりに、ロト6にはある。
そしてその不確かさだけは、自分で手が打てました。番号を選べる商品だからです。








