ロト7の12億円は8回出ています。同じ分析をロト7にかけたら効きませんでした

ロト7の12億円について調べている方が読んでいると思います。第690回までに8回出ていて、そのうち6回は1人が丸ごと受け取っています。
ついでに、ロト6で見つけた分配の傾向をロト7にも当ててみました。効きませんでした。都合の悪い結果ですが、理由もはっきりしたので載せます。
ロト7で12億円が出た8回
ロト7は2013年4月に始まり、第690回まで来ています。その全回の当せん金を調べました。
1等が12億円だった回
第617回・第620回・第623回・第664回・第668回・第669回・第671回・第689回
合計 8回
うち1人で受け取った回 … 6回
2人で分けた回 … 2回
12億円を1人で持っていった人が、6人います。
2人で分けた回でも、1人あたり6億円です。ロト6の最高額が6億円なので、ロト7で半分に割れてもロト6の最高と並ぶことになります。
ロト7の1等はもともと大きく、受取額の中央値が5億9,697万円でした。ロト6の1億5,557万円と比べると、けた違いです。
8回のうち5回が第664回以降に集中しています。ロト7の1等上限は制度の見直しで段階的に上がってきたので、12億円という金額が出せるようになってからの期間が短い、ということだと思います。
12億円は上限で、それ以上は積み上がりません
気になったのは、12億円ちょうどの回が8回もあることでした。ばらつきがなさすぎます。
調べると、これは上限に張りついた数字でした。キャリーオーバーがいくら積み上がっても、1等の当せん金は12億円で止まります。
12億円が出た回のキャリーオーバー
第668回 … 21億4,748万円
第664回 … 16億1,406万円
第669回 … 15億5,885万円
第623回 … 11億9,888万円
21億円積み上がっていても、受け取れるのは12億円でした。
あふれた分は次の回へ回ります。天井を超えた分は、待っていても自分のところへは来ません。
ダムのようなものだと思います。水位が上がっても、放流できる量は決まっている。上限まで来たら、あとは溜め続けても同じです。
ロト6で効いた分析を、ロト7に当てました
ここからが本題です。
ロト6では、当せん番号の形から1等の口数をある程度説明できました。誕生日の範囲に収まる、連番がない、間隔が均等。こういう形の回ほど、当てた人数が多くなっていたのです。
後半639回のホールドアウトで、混みにくい側と混みやすい側に1.82倍の差がつきました。
同じことをロト7でやりました。
ロト7で同じ分析をかけた結果
統計的に有意だった特徴 … 8つ中1つだけ
ホールドアウトの差 … 1.08倍
(ロト6は8つ中5つ・1.82倍)
ほとんど効いていません。
1.08倍というのは、混みにくいと予測した回と混みやすいと予測した回で、実際の口数がほぼ同じだったという意味です。予測できていない。
正直に書くと、私はロト7でも同じくらい効くだろうと踏んでいました。外れました。
手順はロト6のときとそろえました。前半70%だけで式を組み、後半は一度も見ずに当てさせています。6等の口数から販売口数を逆算する部分も同じです。
ちなみに、この逆算が合っているかは先に確かめました。期待される1等口数の平均が0.723人、実測が0.699人。誤差0.024人なので、計算そのものは間違えていません。
効かなかった理由は、当たる人が少なすぎることでした
なぜ効かないのかを考えて、口数を見直したら理由が分かりました。
1等の口数の平均
ロト6 … 1.90人
ロト7 … 0.70人
ロト7は1回あたり0.7人しか当てていません。1等が0人の回が355回で、全体の半分を超えています。
混み具合を測るには、混んでいる状態が観測できる必要があります。0人か1人しかいない回が大半では、差が出る余地がありません。
ロト6は平均1.9人で、167人という回もありました。0人から167人まで振れるから、その差を数字の形で説明できた。
雨の日に傘を差す人の割合は測れますが、雨がほとんど降らない土地では測りようがない。それと同じことだと思います。
データの量の問題でもあります。ロト6は2,128回、ロト7は690回。回数が3分の1で、しかも1等が出た回は335回しかありません。
もうひとつ、口数が小さいと1人の増減が比率として大きく響きます。0人が1人になれば無限大の変化ですが、100人が101人になっても1%です。小さい数字ほど、偶然に振り回されます。
ロト7を買う人にとって、これは良い知らせです
分析が効かなかったと書きましたが、これは悪い話ではありません。
効かない理由が「そもそも混まない」だからです。
ロト7は3回に2回が独り占めでした。当てさえすれば、分けずに済む可能性が高い。ロト6の独り占めは38.6%なので、大きな差があります。
言い換えると、ロト7には分配の問題があまり存在しません。だから分析する対象もない。
その代わり、当たりにくさは1.7倍です。1/10,295,472と1/6,096,454。どちらを取るかという話になります。
私はロト6を買い続けているので、こちらの分配を追い続けます。ただロト7を買っている方に、うちの考え方を無理に当てはめる気はありません。効かないものを効くとは書けないので。
ロト7でも唯一、連続する数字を含む形だけは弱い傾向が出ていました。ただ8つ中1つで、しかも境界すれすれの値です。これを根拠に何かを勧める気にはなりません。
まとめ|ロト7の12億円について
調べて分かったことをまとめます。
ロト7の12億円は第690回までに8回。うち6回は1人が丸ごと受け取っています。2人で分けた回でも1人6億円で、ロト6の最高額と並びます。
12億円は上限です。キャリーオーバーが21億円まで積み上がっても、受け取れるのは12億円まででした。
そしてロト6で効いた分配の分析は、ロト7では効きませんでした。8つ中1つしか有意にならず、ホールドアウトの差も1.08倍です。
理由は、ロト7の1等が平均0.70人しか出ないこと。混まないものは、混み具合を測れません。
ロト7を買うなら分配は気にしなくてよい。ロト6を買うなら、そこが最大の分かれ道になります。








